◎PM2.5の正体とは!?
PM2.5とは、大気汚染物質の一つでもある浮遊粒子状物質の中で、
粒子の大きさが
2.5μm以下と微小粒子状物質の事を指します。
また、浮遊粒子状物質とは、大気の中で浮遊する粒子状物質の事をさし、
粒子状物質は、英語で書くとPMと表記されます。
◎PM2.5が人体に及ぼす影響は!?
PM2.5は、非常に小さいために、肺の奥の深い部分にまで到達する事も
出来るため肺の病気、喘息、肺がん、時には心臓疾患まで引き起こしやすくなります。
⇒ こちらのページも参考になります。
PM2.5の指数が300を超えた場合には、
恐ろしいことに、タバコを20本吸ったのと同様であるという事も言われています。
実は、北京では1月にPM2.5が300を超えた日が15日以上もあったと報告されています。
◎PM2.5の危険物質から自分の身を守るためには!?
現在、環境省大気汚染物質広域監視システム
というものでPM2.5の数値を確認することが出来ます。
アクセスが急増しているため、繋がりにくいことがあります。
その場合には、時間を空けてアクセスするようにしてください。
⇒ PM2.5の状況を確認するにはこちら
環境基準に関しましては、
「1年平均値が1平方メートル当たり15マイクログラム以下であり、
かつ1日平均値が1平方メートル35マイクログラム以下であること」
であり、通年で評価を行うこととされています。
日本では、実は、
PM2.5に関する制度等は全く定められていません。
米国環境保護庁(EPA)においては、次のような事が言われています。
・1日平均値が1立方メートル当たり65マイクログラムを超えた場合
⇒ 長時間の屋外活動や激しい屋外活動を少なくする方が良い。
・1日平均値が1立方メートル当たり150マイグラムを超えた場合
⇒ 長時間の屋外活動や激しい屋外活動を避ける方が良い。
この事から、屋外での激しい運動や長時間の運動はなるべく控えるようにした方が良いです。
外出時には、マスクを使用することを心がけた方が良いです。
※一般に販売されている風邪予防のマスクや、花粉症対策用のマスクでは、
何の効果もありませんので気をつけてください。
外出から帰ってきた家に入ってきた際には、
うがいや手洗いを実践しましょう。
◎PM2.5に対応するマスクとは!?
PM2.5に対応するために使用するマスクは、
粒子の大きさが
2.5μm以下という、
小さな粒子でも通さない事が出来るマスクという事になります。
PM2.5に対応が可能であるマスクは、
0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能の
N95規格以上のマスクとなります。
N95規格:
米国 NIOSH(National Institute of Occupational Safety and Health)が定めている
9種類ある基準の中で最も低いものを指します。
N95の「N」耐油性が無いことを表し(Not resistant to oil)、
「95」は試験粒子を
95% 以上捕集できることを表しています。
その他にもN99,N100等がありますが性能は次のようになります。
N99の場合:0.1~0.3μmの微粒子を99%以上除去できる
N100の場合:0.1~0.3μmの微粒子を99.97%以上除去できる
N95規格以上のマスクを利用して、肺にPM2.5が入るのを防ぎましょう!!
屋内においては、空気清浄機の利用でPM2.5を減らすことが出来ます。
◎PM2.5に対応する空気清浄機とは!?
PM2.5に対応する空気清浄機とは、
定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率(N100規格と同等)
を持つ、
HEPAフィルターを使用している空気清浄機です。
ファン式空気清浄機のハイエンドに多いです。
⇒その他のHEPAフィルター使用の空気清浄機はこちら
一番のオススメは
0.1μmの超微粒子でさえ、
99%以上も除去できるという
優れもので、世界基準でNO1を誇る
ブルーエアーです。
小型版は、お買い求めやすくなっています。
室内では空気清浄機、屋外ではマスクを使用して、
PM2.5の危険物質から身を守りましょう
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